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『ザ・ダイバー』日本バージョン(8月27日【木】19:00~/東京芸術劇場小ホール1)

2009年09月14日 15:16

もう2週間以上前に観劇した舞台ですが、今更ながら感想Upします。

iat.jpgマチネで『狭き門より入れ』を最前列センターで観た後は、ソワレで『ザ・ダイバー』日本バージョンを観劇。
池袋の東京芸術劇場に行くのは今回が初めてです。外観が凄くキレイな劇場なので、思わず「おおお」と(笑)。でも中に入ったらエントランス・ロビーは硬質でちょっと冷たい感じがしました。

今回の東京遠征の一番の目当てはこの『ザ・ダイバー』観劇だったと言ってもいいかもしれません。と言うのも、『狭き門~』にしても『ドリアン・グレイの肖像』にしても関西公演があるので、1回も観られないと言うことはないだろうと思ってたけど、『ザ・ダイバー』だけは別。東京公演しかない上に、野田秀樹さんの舞台のチケットはいつもプラチナ・チケット。なので、この舞台のチケットが取れなければ、東京遠征もやめていたと思います。
そう言う気持ちが通じたのか(?)、いざ取れたチケットはなんと最前列のセンターブロック チケが取れたのは本当に嬉しかったけど、正直、最前列で野田さんの舞台を観るのはキッツイなぁと思ったのも事実でした。
でも小ホール1はキャパ300のとても小さいところ。床も後ろまでほぼフラットなので、それを考えたら、前列の人の頭で視界が遮られることのない最前列で観られたのはある意味で良かったかも。
『ザ・ダイバー』

【CAST】
女…大竹しのぶ
警部/頭中将…渡辺いっけい
検察官/源氏…北村有起哉
精神科医…野田秀樹

<囃子方>
囃子…田中傳左衛門・望月太左成
笛…増田桂一

作・演出…野田秀樹

いつも書くストーリー、今回は省きます。ご了承下さい。


私はロンドン・バージョンは観ていません。なんのこたーない、WOWOWで放送があったのを忘れてたの 故に真っ白な状態でこの舞台を観ました。ま、『源氏物語』と能と実際にあった不倫放火殺人事件が元になったものだとは知ってたんですが、それだけ。

初めてと言えば、大竹しのぶさんの舞台を観るのもこれが初めて。一度はナマの舞台で観たいと思ってた女優さんでしたが、なかなか機会に恵まれなくて。
その初めてナマで観た大竹さん。
いや~、凄い女優さんです。憑依型女優と言うのは大竹さんのような方を言うのね。
主人公は多重人格なので、いろんな人格がぽんぽん入れ替わりで出てきます。それを違和感なく、自然にやってのける。ほんと、とんでもない女優さんですわ。観られて良かったー。

いっけいさんも考えたらナマでは初めてでした。
唯一笑いをもって行く役を演じてらっしゃいましたが、一番汗をかいての大熱演。
そして、安定感は素晴らしいです。

野田さん。
脚本家・演出家としての野田さんの凄さは今更何をか言わんやですが、役者としての身体能力も凄いと常々思ってました。野田さんが演じる女性って面白いしね。
今回は精神科医と主人公が犯行に走るきっかけとなった不倫相手の妻。
私は不倫殺人事件のこともある程度知っていたので、妻が犯人の女に電話で投げかけた(と言われている)酷い言葉ももちろん知ってました。
それをなんとも憎憎しげに言うんですよー、野田さんってば。

だけど、私のお目当ては、はい、お分かりですね。ゆっきーです(笑)。
いつも奔放なゆっきーを観ているだけに、今回の役柄はとても新鮮でした。色っぽいのよ~、ゆっきーが!
しかし源氏は主人公を弄ぶ悪いヤツなんだけど、ゆっきーが演じるとワルに見えないのが残念と言えば残念なんだよね。あ、でも逆にそれを狙ったのかしら、野田さんは。

「生きた子どもを平気でお腹から掻き出すような人なのよ、あなたは」
なんて言われてしまったら、女性なら心が凍り付いてしまうと思う。
だけど、だからって不倫相手の子どもに罪はない。酷い言葉を言われたからと言って、自分が子どもを堕ろしたからと言って、相手の子どもを殺していい理由にはならない。

それだからこそ、ラストシーンの主人公の穏やかな表情には少しほっとした私です。

ただただ、観た後は脱力。やっぱり近いところで観すぎてしまったかな。
舞台の熱をもろに浴びてしまった気がします。

上演時間は約80分、カテコは2回でした。
パンフレットは薄いけど、出演陣の座談会や、大江健三郎氏と野田さんの対談が掲載されている読み応えのあるもので、なんと500円。良心的なお値段です。

‘和’テイストたっぷりだったこの『ザ・ダイバー』。
それ故、ロンドン・バージョンがとても観たくなりました。外国の俳優さんはこの日本らしいテーマをどうやって演じたのだろう?
…と思ってたら、来月WOWOWでリピート放送が決まったようです。それも日本バージョンと一緒に!
両バージョンを見比べてみるのはとても面白そうです。
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