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『NINAGAWA 十二夜』(7月19日【日】16:00~/大阪松竹座)

2009年07月24日 00:04

初演の時から気になっていた演目『NINAGAWA 十二夜』。観たかったけど、なんか機会に恵まれずにいました。
今回も劇団M.O.P.の大阪公演が同時期じゃなかったら観られてなかっただろうなぁ。
それでも経済的余裕がなかったので3階の3等席のチケットしか買えんかったけどさっ

NINAGAWA 十二夜歌舞伎初心者の私、松竹座に来たのは3回目です。それでもそのうち1回は新感線(『朧の森に棲む鬼』)だったし(苦笑)。でも何回来ても松竹座の外観ってステキだな~と思います。で、今回は生憎写真を撮れなかったけど、ロンドン公演が行われたバービカン劇場の外観そっくりにディスプレイされていたそうですよ。

【あらすじ】
 航海中、嵐に遭い、難破して双子の兄斯波主膳之助と離ればなれになってしまった琵琶姫は、舟長の磯右衛門の助けで、男装して獅子丸と名乗り、大篠左大臣に小姓として仕えはじめます。
 大篠左大臣は、大納言家の織笛姫に想いを寄せています。しかし、姫は左大臣の愛に見向きもしません。その上左大臣の使者である獅子丸に一目惚れしてしまいます。その獅子丸、すなわち男装の琵琶姫は、ひそかに左大臣を恋い慕っているものの、男の姿ではどうにもなりません。
 いっぽう織笛姫の叔父の左大弁洞院鐘道は、何かと小うるさい家老の丸尾坊太夫に目の敵にされています。坊太夫が姫に心を寄せていると知った洞院(とういん)は、恋人の腰元麻阿、右大弁安藤英竹らと日ごろの仕返しにと一計を企み、その計画にまんまとはめ、坊太夫は散々な目に遭ってしまいます。
 その騒動の最中、嵐の中、海賊に助けられ、九死に一生を得た主膳之助が現われます。獅子丸と瓜ふたつの主膳之助の出現に、織笛姫、大篠左大臣、獅子丸の恋の思惑が絡んで、周囲は大混乱。さて恋の行方は――。

【配役】
斯波主膳之助/獅子丸実は琵琶姫…尾上 菊之助
織笛姫…中村 時蔵
右大弁安藤英竹…中村 翫雀
大篠左大臣…中村 錦之助
麻阿…市川 亀治郎
役人頭嵯應覚兵衛…坂東 亀三郎
従者久利男…尾上 松也
海斗鳰兵衛…河原崎 権十郎
従者幡太…坂東 秀調
比叡庵五郎…市川 團蔵
舟長磯右衛門…市川 段四郎
左大弁洞院鐘道…市川 左團次
丸尾坊太夫/捨助…尾上 菊五郎

演出/蜷川幸雄



では初心者ゆえ、シロウトさん丸出しの感想行きます。

いやはや、期待以上の素晴らしいお芝居でした。
蜷川さん演出のシェイクスピア劇は観慣れているけれど、歌舞伎テイストになるとまた味わいも違いますね。でもしっかりシェイクスピアなの。登場人物の名前もオリジナルの英名をちゃ~んともじってるんですよ(例えば琵琶姫<びわひめ>=ヴァイオラ、丸尾坊太夫<まるお・ぼうだゆう>=マルヴォーリオとかね)。

とにかく舞台は何もかもが美しかったです。最初の鏡張りの背景から桜の大木が現れる場面は場内からため息が出てました。白百合が何百本も咲いていたり(本物かどうか双眼鏡でガン見してしまった。←下世話ね)、蜷川さんの美意識には感嘆してしまいます。

一方の演者さんたちも本当に皆さん素晴らしくて。
菊之助くんの琵琶姫と獅子丸(&主膳之助)との演じ分けが絶妙なんですね。獅子丸は琵琶姫が男装してる人物だから、時々女声になっちゃったりして、そこを誤魔化す仕草がとても可愛いの。そりゃ織笛姫も惚れてまうわ(爆)。でも琵琶姫はその織笛姫が実は恋のライバルだったりするから、心はフクザツ、葛藤しまくるワケですよ。
それにしても菊之助くん、いい声してますね。それに琵琶姫やっても獅子丸やっても主膳之助やっても綺麗! 見惚れちゃいましたよ。

それと人間国宝の菊五郎さん。
言わずもがなの菊之助くんのお父上ですが、親子共演を観られたのも嬉しかったです。菊五郎さんはもうさすがと言わずにはいられない。

あと、私がケータイからBlogエントリした時に思わず「亀ちゃんステキ~♪」と書いてしまった亀治郎さん演じる麻阿がこれまた良いのです。客席の笑いを持ってくのは殆どが麻阿だったかも。左團次さん演じる洞院とのカップル(orコンビ?)は艶っぽかったり、面白かったりで観てて楽しかったです。
来月、現代劇で亀ちゃんを観るのが楽しみになってきました。

3階席からでも十分楽しめるお芝居だったけど、次がもしあるとするならば今度は席を変えて違う位置から観てみたいな~と思いました。

本当に楽しめました。観て良かった、うん。
シェイクスピアでさえ取り込んでしまえる、歌舞伎は実に奥が深いです。
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コメント

  1. Alex | URL | ICazf28Y

    こんにちは(^_^)
    「NINAGAWA 十二夜」を観に行ったとき、劇場玄関の柱にキラキラしたものが巻き付いてて「おぉ!!」と思ったのですが、ロンドン仕様だったんですね。

    菊之助さんは小姓になってるとき、ちゃんと“男装の女の子”になってたのがスゴい!!と思いました。

    亀ちゃんは自由自在でしたね。ほんとに観ていて楽しかったです。
    あらためて「狭き門より入れ」の亀ちゃんを見ると、女形姿とのギャップにびっくりします…。
    現代劇の亀ちゃんも楽しみです♪

  2. Ray@管理人 | URL | 0/HLcGmk

    > Alexさん

    こんばんは~♪
    Alexさんも『NINAGAWA 十二夜』をご覧になったんですね。
    松竹座はいつもゴージャスな外観だなーと思ってたんですが、今回の豪華さはロンドン仕様と聞いて納得しちゃいました。

    菊之助くんは初見だったんですが、こんなに華やかな役者さんだとは知りませんでした。カレーのCMに出てる人とは別人だわ(爆)。

    で、この演目を観ようと思った理由のひとつが亀ちゃんでした。
    他の演目では観られないだろう女形の亀ちゃん、楽しかったです。

    歌舞伎、また観に行きたいです。ハマったかも?

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