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トムプロジェクト・プロデュース『狐狸狐狸ばなし』

2008年01月18日 16:00

年が明けてすぐにシアターTVで放送してたのを観たんだけど、いやいや、とっても面白かった!

原作は昭和10年代より商業演劇界に君臨し『王将』をはじめ、生涯 220余の戯曲で哀歓豊かに庶民を描き続けた作・演出家の北条秀司。初演は1961年だそうです。
それを2004年に演出したのが、ナイロン100℃主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチ。因みに今回シアテレで放送されたのは2007年9月の再演版です。

【ものがたり】
上方で女形役者をやっていたが今は手ぬぐい職人の伊之助。その伊之助の女房おきわは近在の若い坊主の重善(法印)と浮気中。おきわはねちっこい伊之助に嫌気がさして重善との結婚を望んでいる。しかし重善には財産家の娘の「牛娘」ことおそめと縁談が進行中。やきもちを焼いたおきわはどうしても重善と一緒になろうと迫るが、そんなおきわに重善は「亭主を殺せば一緒になる」と言う。真に受けたおきわは伊之助を毒殺。その日のうちに葬儀を済ませ、伊之助を荼毘にも付す。これで一緒になれると喜んだおきわと重善。ところが死んだはずの伊之助が普通に現われる。それも自分が死んだことすら承知で。しかし全く幽霊っぽくない伊之助に周囲はいぶかしんで…。

【配役】
おきわ…篠井英介
伊之助…ラサール石井
重善…板尾創路
又市…六角精児

真山章志、大出勉、廣川三憲、野間口徹、小林俊祐、皆戸麻衣、植木夏十、サチコ、小林由梨



上のものがたりは妻の浮気が原因で自殺未遂した後輩を、先輩が慰めるために話す劇中劇のお話になります(自殺未遂の後輩を演じてるのがドラマ『SP』に出演中の野間口徹さん)。

歌舞伎の演目にもなっているこの『狐狸狐狸ばなし』。原作自体は結構コワいお話なんですよ。なんせ姦通の果ての亭主殺しですから。
でもそれをケラさんが演出するとギャグ満載の軽妙なコメディになるんですね。タイトルの『狐狸狐狸ばなし』通りに狐と狸のばかし合い。大人の喜劇です。

私の大好きな篠井英介さん。
シリアスな舞台の女役もステキですが、コメディエンヌ振りもさすがです。高慢な女房のおきわ役がハマりすぎ。表情の豊かさは観てて楽しいです。やっぱりいいわー、篠井さん

おきわの亭主で何度も殺される(笑)伊之助はラサール石井さん。
おきわに執着するねちっこさ、これならおきわも嫌がるわ~と思わせてくれるような気持ち悪さ(←褒めてます)。女形役者をやってたという設定の伊之助なので、仕種がたまに女っぽくなるのもちとブキミなのよね。それがまた面白かったです。

おきわの浮気相手の重善の板尾創路さん。
重善って結構罪深い人間だと思うんだけど、飄々としてるんですよね。アウトローと言いますか(坊主なのにか)。これが板尾さんのキャラに合ってて良かった。

伊之助の家の使用人の又市には六角精児さん。
余りのボケっぷりが面白かった。なので、ラストの変わりっ振りにはちとびっくり。又市も狸だったのね(笑)。


とにかく演じ手の皆さんが楽しそう。だから観ている方も当然楽しい。ああ、現場で観たらもっと面白かったんだろうな。今度再々演とかあったら(勿論、主要配役4名もこのまんまで)観に行きたいです。

『狐狸狐狸ばなし』はシアターテレビジョンで今月29日まで放送中です。
観られる環境の方は是非。おすすめです。

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