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『欲望という名の電車』(12月5日《水》19:00~/大阪・シアタードラマシティ)

2007年12月08日 02:13

欲望という名の電車篠井×スズカツの舞台は去年の暮れにも『トーチソング・トリロジー』を観たよな~。その前は『MYTH』も観たんだわ。10月に観た山本耕史くん主演の『L5Y』もそうだし、結構スズカツさん演出の舞台を観ている自分に改めて驚いたりして(来年6月には耕史くんの『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』も観る予定)。

…待てよ。私が観た篠井さんの舞台ってみんなスズカツさん演出じゃん!

【STORY】
アルコール中毒で元教師のブランチは、妹のステラが暮らしている街ニューオリンズのフレンチクォーターへ、「欲望」という電車に乗り「墓地」という電車に乗り換え、「極楽」で降りてたどり着いた。

二人は南部の大農園ベル・リーブで育った、古き良き時代の上流階級の出である。上品に振舞うブランチの態度に、ステラの夫でポーランド系のスタンリーは我慢できず、事あるごとにステラとブランチにあたりちらす。

スタンリーの友人ミッチは、清楚なブランチに惹かれてゆき、ブランチはミッチの愛に、最後の望みをかけるのだったが・・・・・。

【CAST】
ブランチ・デュボア…篠井英介
スタンリー・コワルスキー…北村有起哉
ステラ・コワルスキー…小島 聖
ハロルド・ミッチェル(ミッチ)…伊達 暁

ユーニス・ハベル…明星真由美
スティーヴ・ハベル…菅原永二
パブロ・ゴンザレス…押田健史
集金人の若者…Takuya
見知らぬ男…永島 克
医師…鈴木慶一



この日の席は8列センターブロック。ドラマシティのセンターで観劇するのなんていつ以来かしらん でもセンターってさすがに観やすいなぁ。ただ、前の席のおじさんの座高が高かったのだけが残念だったけど(苦笑)。

で、私は篠井さんも大好きですが、それより何より今回の舞台は北村有起哉くん(ゆっきー)見たさでチケットを取ったよーなもんです。
今年の春に亡くなられたゆっきーのお父様、和夫氏の当たり役と言われていたスタンリーを息子が演じるということにも興味があったんですけどね。

しかししかし。
やっぱりこの『欲望という名の電車』は篠井さんの舞台でした。
ウィリアムズ作品では『熱いトタン屋根の猫』は原作も読んだし映画も観た。『去年の夏 突然に』は映画で観たけど、『欲望という名の電車』は原作も未読だし、ヴィヴィアン・リー主演の映画も未見。だから、大体の大まかなストーリーしか知らないで観に行きました。

なんと言うか、↑でも言いましたが、篠井さん演じるブランチが凄いです。もう女性にしか見えないのよ。篠井さん以上の女形俳優さんはいないんじゃないかと。蜷川さんの舞台で月川悠貴さんがよく女性役を演じてますが、篠井さんを見ちゃうと「まだまだ若いな、つっきー」って思ってしまいます(ま、実際若いんだけども)。
篠井さんがブランチを演じるのは今回で3回目。となると、やっぱり役柄に対する理解度も深いんですね。と同時に愛着度って言うのかな、それも感じられました。パンフで篠井さんも仰っていたけれど、ブランチは彼にとって最愛の役なのだそうです。そのブランチ役を演じるのを今回をもって最後にするということは、どんな心境なんだろう。「成仏させてやらなければならない」と、これもパンフで触れていたのですが、本当にそういう気持ちなんでしょうね。
その「儀式」に参加できたことを私は幸せに思います。本当にステキで哀しいブランチでした。

で、私のお目当てだったゆっきーですが。
今までゆっきーのナマの舞台は『リンダ リンダ』『メタル マクベス』『オレステス』『私はだれでしょう』と5本観たんだけど、その舞台で観たどれでもないゆっきーを初めて観ました。
ゆっきーの演じたスタンリーは、ポーランド系移民で、育ちが悪くて下品で粗暴というキャラクター。フランス系のステラ(ブランチの妹)が何故そんなスタンと結婚したのかは私には分からなかったけれど、きっと上流にはない何かがスタンの中にはあったのね。しかし、ゆっきースタンは粗野でも下品でもなかったのさ~。持って生まれたものは仕方がないとは言え、やっぱどこか‘品’があるのよ、ゆっきー。一生懸命ワルぶってる感じがして、それはそれで新鮮だったんですけどね。でも相変わらず滑舌はう~~ん… ゆっきーが大声でセリフを言う時はよ○れが出やしないかな~とちょっと心配だったのさ(笑)。今まで何回も見てますから、そーいうとこ

あと、小島聖ちゃんのステラがとても良かった。ステラってそれはそれは懐の深い、愛情をいっぱい持った女性で、ブランチにしろスタンリーにしろ、最後は彼女を頼りたくなってしまう気持ちが分かるんですね。彼女に救われたいと言うのかなぁ。言ってみればステラは慈母なんですな。だからこそ、最後に精神のバランスを崩してしまったブランチを病院に入れてしまうことにとても心を痛めてしまう。そんなステラを聖ちゃんは的確に演じていたと思います。いつの間にか大人の女優さんになったねー。

でもちょっと残念だったのがミッチを演じた伊達くん。阿佐スパでの伊達くんは時々観てたので、どういう演技をする人なのかは知ってはいたけれど、今回のミッチは伊達くんでは弱かった気がします。でもパンフ読んだら、スズカツさんの狙い通りちゃんと伊達くんは演じてるんだよね。でも…うーん、ごめん。

他ではユーニスを演じた明星さんが好きでした。

しかしスズカツさんの演出作品には時々「…何が言いたいのだろう」ってところがあって、今回も最初の見知らぬ男(永島克さん)が延々とフランス語で話すシーンがあるんだけど、字幕もないので意味がワカラン
あとで考えたらこの見知らぬ男ってブランチにとっての‘影’だったのかなと思ったんだけど、でも意味が分からんセリフはやめて~。永島さんがフランス語を話せるから、あのシーンが冒頭に入ったのかしらん…。

ま、そんな理解不能なシーンがあるにはあったけど、篠井さんとスズカツさんの相性は大変いいみたいで、私も今回の舞台は観てよかったと思いました。

もっと篠井さんの舞台が観たーい。

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コメント

  1. テル | URL | -

    篠井さんの女形みてみたいです!生(舞台)では観た事がないんで(^^ゞ
    私も、山本さん出演の『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』行きますよ♪4月に、楽しみですね(^0^)/

  2. Ray@管理人 | URL | 0/HLcGmk

    > テルさん

    篠井さんの女形は、それは見事なので是非機会があったらナマでご覧になって下さいね。

    >> 『ヘドウィグ』
    私は今のところ大楽予定の神戸公演に行けたらいいなーと思ってます。
    今年の『ヘドウィグ』は事情があって観られなかったので、次こそは絶対に観たいです。

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