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関東遠征メイン・イヴェントレポ/Part 3(ラスト)

2007年03月29日 18:27

*最初の注意*
これがレポの最後のPartになりますが、今までにないくらいとてつもなく長いです。
覚悟してお読み下さいまし。



マチネの観劇が終わった後は、プレレクチャーをして下さった松岡和子さんと、そしてビローン役の高橋洋さんによるアフタートークが行われました。

予定では17時からだったのですが、終演時間が延びたためにアフタートークの開始時間も35分押しになってしまいました。地方からやって来た人間としては帰りの電車の時間も非常に気になります。私は19時50分東京駅発の新幹線のぞみの指定席を取っていたのですが、間に合わなきゃ間に合わないでいいわ~なんて思っちゃいましたよ。それくらい洋さんのお話を聞きたかったんだい!

観劇が終わり、ちょっと遅めに映像ルームに入ると何故か最前列の左側の席がずらーっと空いてました。一緒にいた木蓮さんやwamさんが「Rayさん、一番前に行っちゃえば?」と言ってくれたんだけど、いやいや、近すぎると妙にキンチョーして呼吸困難起こしかけたりして洋さんだけをガン見できん!と(笑)、プレレクチャーの時に座った後方列の席に落ち着きました。ま、今考えると一番前に座っても良かったかな~とも思ったりするんだけど(笑)。

さて、時間が17時35分を過ぎました。
スタッフさんの呼び込みで、松岡さんと洋さんがご入場。


高橋洋さんと松岡和子さんによるアフタートーク

以下、あくまでも洋さん中心に思い出したりメモ書きしてることだけをつらつらと書いて行きたいと思います。

●映像ルームの一番前に設置されたテーブルと2脚の椅子。向かって左側に松岡さん、右側に洋さんが座りました。洋さんは黒の丈が短めのジャケットに白地のTシャツ、ジーンズでした。よっぽど喉が渇いてたのか、テーブルの上に置かれていたペットボトルの水(たぶん「KI○INアルカリイオンの水」だったと思う←そこまで見るか!)を半分くらいまで飲んだ後にコップがあることに気づき、それに注いで飲みなおしてました(笑)。

●まず松岡さんが開口一番「私は洋くんに謝らなきゃいけないことがある」と。それはこの日の開演10分前にビローンの台詞の変更をお願いしたからだそうです。それは柳の木に隠れてビローンたち男子班がお互い恋に堕ちた様を覗くシーン。デュメインを演じる窪塚俊介くんが「日本人には‘ケイト’が‘キャサリン’のことだと言うことが分かりにくいので、‘キャサリン’と言いたいんですが」と松岡さんに提案したことを受けて、急遽ビローンの台詞を「世にも騒々しいノータリン」に変更したとのこと(変更前の台詞は覚えてません、ごめんなさい)。さすがに開演して暫く経っている事もあり、すでに身体に染み付いた台詞の変更はたったひとことでも大変で、洋さんはその変更になった台詞を紙に書いて衣装のポケットに忍ばせていたそうです。「勿論読む気はなかったです」と言ってましたが、読まないまでも「台詞が変わったこと」を認識するためにそうしたのだとか。

●普段、洋さんは演技をする際には客席は見ていないそうです。見ちゃうと‘素’に戻ってしまうから。お客さんは目が合ったと思うかもしれないけど、焦点は合ってないんだそうですよ。

●この日の最前列にいたご婦人。大石継太さんがラストでやっていたカッコウの演技を観て「うまいわねぇ」と繰り返していたのがめっちゃツボに入ったそうです。「大阪のおばちゃんみたい。」
それから、同じく最前列にいらした初老のご夫婦。奥様がセリフをリピートされて言われるので、調子が狂っちゃったそうです。でもこの日の観客の雰囲気は良かった、とも。年齢層が高いとも言ってましたけどね(笑)。

●「お客さんはセリフをしっかり聞いてますよね。コスタードのセリフで「劣るとも勝らない」って言うところでお客さんがなんで笑うのか3日前まで分かりませんでした。で、須賀っちに教えてもらった。」

●今回のビローン、セリフ量が膨大。他の役はセリフがカットされたところがいくつかあるそうなんだけど、ビローンに関してはなく、「なんで5ページもセリフがあるんだ!」と思ったんだそうです。今まで演じた役の中でビローンは「セリフが一番多いかどうかは分からないけど、多い部類には入りますね。」

●ラストの「春と冬の詩」ですが、最初の演出は朗読じゃなく、Rapだったんだとか。これは松岡さんも初耳だったそうで、驚いてらっしゃいました。

●ゲネプロは洋さん曰く「サイアク!」。ゲネプロは笑える雰囲気じゃなかったとかで、笑うシーンで笑ってくれないのは凹むと。それは松岡さんも同じだと仰ってました。で、その上に洋さん、声が嗄れちゃったそうです。

●ビローンは最初脚本を読んでても「ただのおしゃべり男?」くらいにしか思えなかったそうです。役柄を分からずに演じてるとたちまち身体にくるとのこと。だからゲネで声が出なくなっちゃったんでしょうか。

●皮肉屋で口先だけのビローンがラスト近くのフランス王急逝の知らせを受けたあとにファーディナンドの心の代弁をする辺りで変わってくるのですが、これはビローンが人の心を考えるようになったからだと。


●ニナガワ・スタジオに入って丁度10年。ニナガワ・スタジオのオーディションについては雑誌「月刊Audition」に載ってたことを中心にお話が進みました。
とにかく「役者になりたい」と思って、就職活動は何の根拠もなくやらなかった。そこに蜷川さんちのオーディション。オーディションの課題は三島由紀夫の『弱法師』。でも洋さんは「じゃくほうし」だと思っていて、前の人が「「よわぼうし」やります!」と言ってたのを蜷川さんに「「よろぼし」だよ、バカ!」と言われてたのを聞いて、はじめて「よろぼし」と読むんだと知ったそうです(笑)。
で、オーディションですが、はじめに『弱法師』のセリフが書かれた紙1枚をもらうんだそうです。他の人はちゃんと作品自体を調べてたんだろうけど、洋さんは特に何もしなかったんで、どうして周りの人がサングラスしたり、杖を持ったりしてるのかが分からなかったんですって。「盲目の人なのに見える人のように「ほら、見えるだろう?」なんてやっちゃってました」。でもその後、蜷川さんに家族のことを聞かれた時に「受かるのかな?」って思った。この時、100人くらいがオーディションを受けて、合格したのは14~15人。
…そう言えば洋さんって蜷川さんのことを「蜷川さん」って呼ばないなぁ…。蜷川さんのことは終始「演出家」って呼んでました。

●松岡さんの印象に強く残っているのがニナガワ・カンパニー・ダッシュ(当時)『1998・待つ』で「長距離ランナーの孤独」(1962年に映画化されてます)で一人芝居をやった洋さん。ステージをただ走り回るだけの演技だったそうですが、「なんであんなの選んだんだろう…」(笑)。他の誰も相手にしてくれなかったから結局一人芝居になっちゃったそうです。

●本格的に舞台に立ったのは、さい芸のシェイクスピア・シリーズ第1弾の『ロミオとジュリエット』でした。これも最後の最後、チラシの印刷が終わった後に入れてもらったとか。

●帝劇で1998年12月に上演された『にごり江』。劇場内に張られた劇評では、「高橋洋は力みすぎ」と酷評された。主演の浅岡ルリ子さんたちが「素晴らしい」とある中で、恥ずかしかったそうです。

●松岡さんが「洋くん、シェイクスピアにはどれくらい出てるっけ?」と聞かれた洋さん、デビューはさい芸の『ロミオとジュリエット』だったけど「最近になってですね、出るようになったのは。そんなに出てないです」。「コクーンですけど竜也の『Hamlet』…」って、うわわわ、洋さんの口から‘竜也’という名前が出て、妙に嬉しくなるワタシ(爆)。

●この時に松岡さんの口から「次はイアーゴーなのよね」と言う衝撃的発言が! 一瞬場内ざわめき。私などはそれ聞いた時に鳥肌立っちゃって、お隣にいたwamさんと顔を見合わせちゃいました。ちょうどwamさんと『オセロー』の話をしてた矢先だったんだもんね。
で、松岡さんに「イアーゴーは難しくてセリフも多い役だけど、ことばを大切にしてね」と言われた洋さん、「それ、姜暢雄に言ってやって下さいよ、大事なところでセリフ噛むんだもん(笑)」

●オールメール・シリーズ第1弾の『お気に召すまま』が再演されますが、最初にジェイクイズ役だと知った時「おっさん役でショックだった」(笑)。「ここんとこおっさん役が多くて」…って、洋さんが演じればおっさんに見えませんってばっ

●『恋の骨折り損』で窪塚くんや須賀っちは大丈夫だけど、北村一輝さんと洋さんは青春するには年齢的にちょっとムリがある? でも北村さんとは「オレたち青春してるね~♪」なんて言い合ってるとか。


以下、質問コーナー
「影響を受けた役者」
『近松心中物語』で与兵衛役を演じた大石継太さん。「でも役者って言うか、役に憧れたんだと思います」。でも洋さん&継太さんコンビが大好きな私には洋さんが継太さんの役に憧れたということが知れて、やっぱり嬉しかったよ。

ビローンにとっての誓約とは?
「最初からサインはするつもりだけど、ひねくれた性格で、なんにでもくってかかるビローンなので、言わずにはいられないんです」。
で、「ところでロザラインって遠くで見ると綺麗なんですか?」と聞き返す洋さん。「綺麗よ」と答えた松岡さんに「滋はうるさいんですよ」「メイクがキョーレツになっていって、もうバケモノです」(爆)。

自分からやりたいと思うシェイクスピア
さきほどの松岡さんの衝撃発言を受け、「イアーゴーはやりたかった」そうです。「でもまたおっさん…」と言うと、松岡さんが「イアーゴーは28歳設定だから」とフォローされていました(笑)。
あとは、若くて(なんかえらく年齢にこだわってるなー)難しい役(正直に「ハ○レット」と言えばいいものを…(笑))。
でも実際に洋さんが読んだシェイクスピア作品は2~3冊なんだそうです。

稽古などで蜷川さんに言われた印象深い言葉
稽古中に蜷川さんから言葉はよく飛ぶそうです。檄は人前では言えないような言葉でされるので、恥ずかしい。でも『恋の骨折り損』にも出てる岡田正さんなどは蜷川さんに「このデブ!」と言われると、「うるさい、ハゲ!」と言い返すんですって(爆)。


以上、1時間少しあったでしょうか、このアフタートーク。18時45分に終了しました。とても楽しかったです。
寡黙なイメージがある洋さんですが、意外にもお話し上手なんですよー でもテレやさんで、トークの途中も手をいじいじしたり、指を噛んでたり(「あんたは子供か!」と心の中でつっこんでました)、なんだか挙動不審(爆)。でもそこがまたかわうい…… こんな洋さんを見られたなんて、ああ、わざわざ埼玉まで行った甲斐があったよ。

で、最初に気になってた帰りの新幹線。なんと間に合っちゃったんですよ。
19時ちょうどに与野本町発の埼京線各駅停車で恵比寿まで行って山手線に乗り換え、品川駅に着いたのは予定の新幹線発車2分前でした。ええ、品川駅構内を猛ダッシュしましたさ なんとか乗れてホッとしました。荷物を先に宅配便で送っててよかったよ。

これで、【「恋の骨折り損」を楽しむ】のレポートは終わりです。
こんな長い文章を最後まで読んで下さって本当に有難うございました。


とにかく洋さん、ステキでかっこよくて可愛くて…。また惚れ直してしまいました
秋の『オセロー』でこんなアフタートークが開催されたら何を置いても絶対に行きます。
それより…大阪でもやってよー、アフタートーク。

次に私が洋さん@ビローンに会えるのは4月の大阪公演前楽ソワレです。
今度も席が下手側通路横なのよ~♪ わくわく♪♪

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コメント

  1. 智美 | URL | EWVx.VaU

    長いなんて、とんでもない、、一瞬にして読み終わってしまいました。だって、ず~と洋さんの事が書いてあるんですもの!
    洋さんのしぐさや表情が浮かんできました。ありがとうございました。

  2. 木蓮 | URL | g9EaJQ2k

    こんにちは~
    レポ、楽しく色々思い出しながら拝読させて頂きました!

    素の洋さんのお話しが聞けるのは夢の様な
    時間でした!
    また素敵な時間を沢山の洋さんファンの方たち
    共有出来て楽しかったです!
    だけど、慌てて帰ってしまい、
    挨拶もろくに出来ずゴメンナサイ!
    次回は大阪でお待ちしています!

  3. Ray | URL | 0/HLcGmk

    > 智美さん

    わはは、洋さんファンには長くないですかね(笑)。
    でも、本当に素の洋さんもステキでした~v-344
    次回があれば、智美さんも是非ご参加下さいませ。



    > 木蓮さん

    こんばんは。
    いえいえ、木蓮さんのレポも素晴らしかったです。
    今回、私がこんなステキなイヴェントに参加できたのは全て木蓮さんのおかげです。心からお礼を言わせて下さい。有難うございました。

    また大阪でお会いしましょう♪

  4. fayjun | URL | -

    Rayさん、こんばんは。
    まさしく渾身のレポ!ありがとうございました~!
    心から感謝!です♪

    洋さんの言葉、様子・・・ なんだか目に浮かんでくるようで、Rayさんの言葉のひとつひとつを噛みしめながら読みました(&にやけながら~)

    私もいつかきっと「演じてない」ときの、「素」の洋さんに会いたいです。 

    Rayさんのレポ、私の宝物です。 ほんとにありがとうございました~!!^^

  5. kanaru | URL | dvUYBDnY

    Rayさん こんばんは♪
    レポ楽しく読ませて頂きましたv
    凄いです!ココまで細かくレポされるなんて。

    行けなかった分も楽しませて頂きました。

    チャットも参加したかったのですが、
    体調不良のため参加できませんでした(T_T)
    また企画される時は是非参加したいですv

    語り足りません(笑)
    21日はちょっとの時間でしたが、お話出来て楽しかったです。

    では、またv

  6. Ray | URL | 0/HLcGmk

    > fayjunさん

    自分のためにも頑張ったレポをお褒め下さって、恐縮です。
    人の記憶って日に日に薄れてきちゃいますからね、忘れないうちに一生懸命思い出しながら書きました。喜んで頂けて嬉しいです。

    fayjunさんもいつか「素」の洋さんに会えるといいですね。



    > kanaruさん

    先日は短い間でしたが、お会いできて嬉しかったです。その上にお土産まで頂いてしまって…。帰ってから美味しく頂きました。有難うございます♪

    レポ、楽しんで頂けましたか?
    行けなかった洋さんファンの方々の分までしっかりレポしようと思って、アフタートーク中はメモ書きしてたんですが、時々判読できない文字列が(笑)。

    また必ず洋さん三昧しましょうね。

  7. こみ | URL | -

    最近仕事が忙しくバタンキューの私に洋さんへのときめきを思い起こさせてくださいましたわ。このレポは素晴らしい。マニアックでたまらん・・・

    あー大阪公演が楽しみ。

    チャット参加したかったよー
    寝てしまっていた・・・
    次はせひ。

  8. Ray | URL | 0/HLcGmk

    > こみさん

    お疲れさま~。こみさんのお仕事はこれからが忙しいもんね。体調には十分気をつけてね~。

    今回の洋さん、本当にステキだからね。覚悟しといてね。

    チャットは『恋の骨折り損』が全公演終了したらまたやるよん。
    その時は是非遊びに来てね♪

    あ、ところでこみさんは大阪公演はいつ観るの?

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