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NODA・MAP 第12回公演『ロープ』(1月24日《水》14:00~ and 19:00~/シアターコクーン)

2007年02月19日 20:42

「今頃かい!」と言われそーだけども、自分のためにも『ロープ』の感想をざざっとUpしておきます。
舞台を観てからほぼ4週間経ってしまったので、記憶が曖昧になっているところもありますが、そこのところはご勘弁下さいまし~。<(_ _)>

「ロープ」パンフレット2007年初遠征2日目は『ロープ』のマチソワ。ナマNODA・MAP観劇は去年、大阪で『贋作・罪と罰』を観てたのでこれが2回目。『贋作・罪と罰』は再演だったけど、今回の『ロープ』は2003年の『オイル』以来、3年振りの新作になります。
『ロープ』の原作戯曲は去年の暮れに発売になった『月刊新潮』に掲載されたけれど、私は結局未読のまま観劇に向かいました。原作がある舞台についてはできるだけ事前に読んでから臨むことが多い私ではありますが、なんとなく真っ白の状態で観たかったのよね、この『ロープ』は。それでも『月刊新潮』は東京行きの荷物の中に入れてはおいたんだけど。

マチネの席はF列下手側通路2つ横、ソワレはJ列下手側通路3つ横と下手側ばっかで観ることになっちゃいました。でもどちらとも観やすかったなぁ。そー言えばソワレでは笑福亭鶴瓶さんと深津絵里ちゃんを発見、ちょっとどきどきしちゃったよ(←田舎モノの証明。笑)。
今回のチケは全くDaに頼らずに取ったんです。今回に限らず、案外たっちゃん絡みの舞台のチケはDa以外で取ったチケの方がいい席が多く、なんだか高いお金を払ってFCに入ってるイミが分からなくなってしまったので、期限が切れたまんま結局更新しませんでした。あ、これは余談ね。

【STORY】
ところは、四角いジャングル、プロレスリング。
そのリングの下に棲みついている女。
彼女は、未来からやってきたと信じている。そして、不可解なほどに実況中継が上手かった。
リングの上には、「プロレスは決して八百長ではない」と思いつめている独りのレスラーがいる。
思いつめたあまり、引きこもっている。その二人の出会いが、物語のはじまり。
やがて彼女は、戦う人間たちの「力」を実況し始める。
その一方で、引きこもりのレスラーは、
「力とは人間を死体に変えることのできる能力だ」という信念にとりつかれていく。
そして、物語は遠い遠い未来へと向かっていく。
だのに、この話は、決してサイエンスフィクションではありません。
未来の話なのにSFではない物語。
(from NODA MAP『ロープ』公式サイト)

【CAST】
タマシイ……宮沢りえ
ヘラクレス・ノブナガ……藤原竜也
JHNDDT……渡辺えり子
カメレオン……橋本じゅん
グレイト今川……宇梶剛士
AD……三宅弘城
サラマンドラ……松村武
入国管理人ボラ……中村まこと
明美姫……明星真由美
レスラー北……明樂哲典
レスラー南……AKIRA
D……野田秀樹 他。



↑でも言ったけど、とにかく「真っ白」の状態で観たかった舞台でした。用意周到な私が何故だったんだろう?
観た後に思ったけど、たぶん事前に原作を読んでいても楽しめた作品だったとは思います。個人的に私は「ああ、読まずに行ってよかったな」って感じたんだけど。やっぱりね、最初に受けた印象ってのは大きいんですよ。私はこの『ロープ』の最初の衝撃をナマの舞台で受けられたことがとても嬉しかったし、そして考えさせられたし。

「真っ白で臨みたい」と言ってもさすがに多少は舞台の評判が気になるのはファンなら仕方がないことではあります。だから、ネタバレにならない程度に某掲示板を覗いてたんだけど、それでも賛否両論だったんですね。でも自分の目で観てから判断したいと思ってました。

で、実際に観た感想ですが、正直1回目は舞台の展開についていくのが一生懸命でした。でも1回目を観た数時間後に2回目に観た時には、この『ロープ』はとても好きな舞台になっていました。
元々『パンドラの鐘』や『オイル』のような野田作品が好きだったこともあるかもしれないけれど(少数派?)、この『ロープ』の世界にも容易に入り込むことができたんです。
昔、多少ベトナム戦争のことについて調べてたってこともあり、タマシイが語る「4時間でなくなったミライ」=「ソンミ村の虐殺」のことも知ってました。ベトナム戦争の黒歴史だよね。ま、ベトナム戦争自体、アメリカのアホが首を突っ込まなきゃあれほどまでに悲惨にならなかったと思うんだけど。90年代の湾岸戦争だってそうだし、なんでこうもアメリカって国は各地の紛争に首を突っ込みたがるんだろう?
そのベトナム戦争以上にアメリカが首を突っ込んで泥沼化してるのがイラク問題。でもイラクだと生々しすぎるから、野田さんが今の時代から1世代前のベトナム戦争をモチーフにしたのかな。
ラスト近くの「私のミライは滅んだ。けれどもあなたたちの未来はまだ、天気のいい朝に4時間で滅んではいないのだから」というタマシイのセリフに思わず落涙。ラストのラストは予想通りと言えばそうなんだけど、あの終わり方以外は納得できなかったと思います。このラストもちょっと泣きかけた。
なんでか野田さんの舞台で泣いてしまうことが多い私だったりします。いやいや、根っから涙腺緩いんだけどね(笑)。


次に役者さんに関して。

宮沢りえちゃん。
映像のイメージだと華奢で女の子っぽい声で可愛いんだけど、この『ロープ』では少年っぽく感じました。私が観たのは上演期間の終わりの方だったこともあるかな、りえちゃんの声が凄く太くなってる気がしました。舞台のりえちゃんっていつもこんな発声なの? ちょっとハスキーなんだけど、擦れてるってカンジでもなく。それを証拠にちゃんと後ろまでセリフが聞こえてたもの。ま、体型はやっぱり華奢なんだけどね。

藤原竜也くん。
一応たっちゃんファンで、NODA・MAPに出てるナマのたっちゃんが観たくて今回東京遠征したワタクシ。以前から少し肩の力を抜いた演技も観てみたいと思ってたので、今回のノブナガ役のたっちゃんは私はなかなか面白かったです。笑わせる役ってのも滅多に演ることないもんね。ま、いつもと相変わらず身体が薄いので、レスラー姿には「…(;^_^A」だったけど(笑)。

野田秀樹さん & 渡辺えり子さん & 三宅弘城さん。
いつも3人での登場でした。今回は野田さん自身はえり子さんを前面に押し出す形だったのか、割と控えめでしたね。それにしてもえり子さんの張り手(え?)はキョーレツでした。ぶたれた野田さん、悶絶してたもんね(笑)。ぶたれるだけじゃなく潰されてたね。でもなんか嬉しそうだったなぁ、野田さんってば(爆)。
三宅さんも野田さんやえり子さんに負けじと頑張ってましたね。野田さんとはいいコンビでした。

橋本じゅんさん。
気負わずに笑わせてくれるのがなんともいいです。たっちゃんとのシーンには何度笑ったことか!(たっちゃんとちゅーしてたよ。羨ましい。
どの舞台に出ても安定した演技、やっぱりさすがです。

他の役者さんもよかったです。宇梶さんも『贋作・罪と罰』よりもグレイト今川の方が合ってたな。


つーことで、今年初の観劇遠征はとっても充実したものになりました。


うわ~、予想に反して長くなっちゃった~
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