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イキウメ『関数ドミノ』(6月21日【土】13:00~、18:00~/ABCホール)

2014年07月04日 22:52

IMG_0604.jpg待ちに待ったイキウメの本公演。
去年の冬公演で、今年の夏公演が『関数ドミノ』再々演だと聞いた時は嬉しかった~♪ その時に前川さんにお会いできたので「ものすごく期待しています!!!!」って直接伝えられんだよなー。

いつもならイキウメは大阪初日&中日マチorソワ観劇の私が、今回は何故か中日のマチソワを選択してしまいました。
チケ取った時はマチソワると遠征費が安くつくと思ったからなんだけど、結局上洛して3泊4日。全然安くついてない(爆)。
しかしここのところ、イキウメの知名度がかなり上がったせいでびみょーに席が悪くなってきたよーな気がします。以前は予約開始と同時に申し込んだら絶対に最前列のど真ん中が取れていたのに、最近はそんな席がなかなか取れなくなりました。大阪楽日は結構早いうちから完売になってたみたいだし。
ま、イキウメはできるだけ多くの人に観て欲しい劇団だったので、この状況は喜ぶべきなんですよね。でもちと寂しい(笑)。
…と言いつつ、今回も最前列と2列目で観たんですけどね。ただ、センターじゃなかったんだよぅ。

kansuu.jpg

【STORY】
ある地方都市で奇妙な交通事故が起こる。
見渡しの悪い交差点、車の運転手は歩行者を発見するが、既に停止できる距離ではない。
しかし車は歩行者の数センチ手前で、まるで透明な壁に衝突するように大破した。
歩行者は無傷。
幸い運転手は軽傷だったが、助手席の同乗者は重傷。目撃者は六人。
保険調査員の横道はこの不可解な事故の再調査を依頼される。
改めて当事者と目撃者が集められた。
そこで目撃者の一人が、これはある特別な人間「ドミノ」が起こした奇跡であると主張する。
彼の発言は荒唐無稽なものだったが、次第にその考えを裏付けるような出来事が起こっていく。

【CAST】
真壁 薫…安井順平
左門森魚…浜田信也
左門陽一…大窪人衛
土呂弘光…森下 創
澤村美樹…伊勢佳世
平岡 泉…吉田 蒼
新田直樹…新倉ケンタ
大野 司…盛 隆二
横道雅子…岩本幸子

【作・演出】前川知大



この『関数ドミノ』、私は再演版の映像をDVDで観てたので、ストーリーは知ってました。
観劇前にも予習の意味でまた観たし。
だから登場人物も、展開も分かってました。ええ、分かってたはずなんですよ。
ところが。

やられました、ものの見事に。

いや、ストーリー展開としては同じなんだけど、それをベースにした別の作品と言った方が正しいかも知れない。
キャストが変わるとこんなにも変化するんだなぁ、と感心してしまいました。

再演では横道だった安井さんが真壁なんだもんなぁ。
卑屈なキャラを演じさせたら右に出るものがいないんじゃない?ってなカンジの安井さんが真壁を演じると救いようがない(←褒めてる)。

浜ちゃんの森魚は大学生から予備校の先生になっちゃってたし、その森魚には人衛くん演じる陽一という弟がいる。森魚はその弟がとっても大切なんだけど(陽一に彼女ができたのを大喜びしてる)、陽一はそんなお兄ちゃんが本当はうざくて。
ワタクシ、何度もこのBlogで言ってるとーり、大の浜ちゃんファンです。『獣の柱』からここんとこヘンな動きばかりしてる浜ちゃんですが(爆)、今回も右手の動きがなんか気持ちワルくて、でも「ああ、指が長くてきれーい」などと思ってしまいました。で、予想だにしてなかったエロい浜ちゃんにはちょっとドキドキしてしまったー。
人衛くんは役者として、本当に成長したなぁと思いました。だからこそ人衛くんが主演の『暗いところからやってくる』が観たいー!

森魚をドミノだと信じて、自分の運命を託す土呂は森下さん。
自分が完治の見込みのない(いつ発病するかも分からない)病気に罹ってたら、藁をもすがる気持ちで森魚に頼っちゃうのも仕方ないのかも。

ある意味天然なポジティヴ思考の看護師・澤村さんにはイセカヨちゃん。
澤村さんの言葉にはいくつかハッとさせられたものがありました。
特になんでもネガティヴに考える真壁に対して、ドミノは希望なんだ、自分がいつドミノになってもいいようになんでもポジティヴに考えた方がいいと諭すところ。
ということもあって、全キャラの中では澤村さんが一番好きかな。森魚と付き合えばいいのに(爆)。

岩本さんの演じる横道はとっても好きです。仕事柄、冷静だけど、どこか暖かさがあって。
しかし岩本さんが横道役とは意外すぎましたけどね。

再演では土呂だった盛さんが今回は大野医師。それも真壁の同級生。
真壁は成功して医師になった大野が高校時代、ドミノだと思ってたんですね。
どーでもいいけど、髪の毛がバクハツしてない盛さんを久々に見た気がする(爆)。

事故で重体の奥さんをどうにか助けたい新田には新倉さん。
陽一の彼女、泉ちゃんには吉田さん。
お二人はオーディションで今回の公演に参加された非イキウメの役者さんですが、お二人とも自然にマッチしてました。

早い話、真壁は自分が努力をしないで諦めてばかりだから、努力して成功した人を認めたくない。
努力したんじゃなくて、ドミノだから思い通りになるんだ、と。
ネガティヴな思考はネガティヴなものしか生み出さない。
本当はなんにでもなれたはずの真壁が、最後に望んだことは‘消える’こと。
そしてその望みは叶えられる…。
このラストに、私は言葉にならないほどのショックを受けました。
いや、こうなることは知ってたんです。
ただ、本当に真壁がいなくなってしまったことを見せつけられたのが余りにも衝撃的で、終演後もしばらく席を立てませんでした。

こんな話を考えて、演出できる前川さん。
そして、それを的確に表現できるイキウメの役者さんってやっぱりとんでもなく凄い人たち。
そのことを改めて思い知らされました。
次回作が楽しみで楽しみで仕方がないです。
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