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スーパー歌舞伎Ⅱ『空ヲ刻ム者~若き仏師の物語~(4月7日【月】16:30~/大阪松竹座)

2014年04月30日 01:03

めちゃめちゃ遅くなってしまいましたが、今年はなんだか観劇数が激減しそうなこともあり、ちゃんと観劇記を書いておかないと!と思ったのでUpします。
今年は真面目に観劇記を書きますよん♡



IMG_0391.jpg私が大好きな劇団イキウメの主宰、前川知大さんが歌舞伎の脚本&演出を手掛けると知った時にはビックリしたと同時に
「ああ、前川さんそこまで行っちゃったかー」
となんだかものすごく感慨深いものがありました。
(その何か月か後に蜷川幸雄氏がイキウメの『太陽』を演出することが発表になった時には「前川さん、どこまで行っちゃうのー!?」と逆に戸惑ってしまったんだけど
そのきっかけを作ったのが我らが蔵さんこと佐々木蔵之介さん。今回の主演である市川猿之助さんが初めて現代劇の『狭き門より入れ』に出演したのが今から4年前で、その舞台の主演だったのが蔵さん、作・演出が前川さんだったんですね。その時に猿之助さんは蔵さんと前川さんに「歌舞伎をやりましょう」とお誘いをかけていたとのこと。
しかし現代舞台と歌舞伎、接点がありそうでない世界なのに実現するのが凄いです。それは猿之助さんの熱意だったと思うし、蔵さんや前川さんのチャレンジ精神って言うのもあったと思います。

IMG_0392.jpgさて、ワタクシ。松竹座に来るのは4回目です。最初にここで観たのは染様とラブリンの『染模様恩愛御書 細川の男敵討』。次に観たのは、新感線の『朧の森に棲む鬼』、前回が蜷川さん演出の『十二夜』でした。なんか純粋な歌舞伎じゃない演目ばかりこちらで観てるよーな気がします。わはは そしていつもお席は2階席より上。今回は1階2列目花道横という普通の舞台なら迷わずそこを押さえるだろうところを、宙乗りがあるスーパー歌舞伎ということで「こりゃ1階より2階でしょ!」と2階の最前列正面のチケを取りました。ま、2階だから花道が見え難かったのは仕方がないとしてもその選択はたぶん正解だったんじゃないかな。それにしても上演時間が2回の休憩含む4時間半ってーのはちと長かったですけどね。思わず帰りの新幹線の時間を心配してしまった(笑)。

【物語】
舞台はいにしえの日本。

 ある山間の村に、十和(とわ)という才能に恵まれた若い仏師がいた。しかし彼は、村人たちの暮らしも病床の母親も救うことのできない仏教に苛立ちを募らせていた。

 十和の幼なじみの一馬(かずま)も不作に苦しむ村人たちを憂い、彼らの暮らしをよくするため、都に出て官吏の道を選ぶ。一方、母の死と都から来た役人との争いから十和も村を出なければならなくなる。その後、牢に入れられ、盗賊と交わりながら成長する十和。かたや都に出たものの下級役人として無力感を募らせる一馬。それぞれの思いを胸に別々の道を歩んだ十和と一馬。一度は分かれた二人の道は、やがてまた交わる日を迎えるのだが…。

【配役】
十和…市川猿之助

九龍…市川右近
双葉…市川笑也
菖蒲…市川笑三郎
興隆…市川寿猿
喜市…市川弘太郎
時子…市川春猿
吾平…市川猿弥
長邦…市川門之助

伊吹…福士誠治
鳴子…浅野和之

一馬…佐々木蔵之介

【作・演出】前川知大



以下、感想。

通常の歌舞伎の演目もそれほど観ていない私ではありますが、そんな私が観た初めてのスーパー歌舞伎は面白かったです。
…と言うか、エンターテイメントだなぁと。
歌舞伎初心者にはとっかかりの演目として、とてもいいんじゃないかなーと思いました。
で、普段イキウメで前川さんの世界に触れている者にとっては、それほど前川ワールドが全面的に展開されていないのに残念やら安心したやらで、なんだかフクザツなカンジではありました。前川ワールドと言うよりも、猿之助ワールドの実現に前川さんが手を貸した、みたいな?

正直、仏像がどーのこーのなんて若い人には分からんかもしれんけど(私もお寺巡りが好きじゃなかったら「は??何言ってるんか分からん」だったかも)、3幕目の派手な演出にはそれすら吹っ飛ぶと思います。
宙乗りは「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」と思って観ても楽しかったです。これを観るにはやっぱ2階席や3階席の方がいいかもね。しかし宙乗りやってる亀ちゃん(未だに猿之助さんのことをこー呼んでしまいます)や蔵さんはどんな気分なんだろう?ちょっとコワイと思うけど。

で、歌舞伎役者さんと現代劇の役者さんとどんな感じに融合してるのかと思ったら、浅野さん演じる鳴子が狂言回しのような役割で、繋いでいました。ま、浅野さんも演技が巧みですもんね。笑いもよく持ってったし。
その鳴子とコンビで頑張ってたのが福士くん演じる伊吹。ちょっと足りない子の役柄なんだけど、これがまぁ可愛くて健気で可哀相で。福士くんもいい役者さんになったなー。登場シーンが思ったより少なくて、もっともっと伊吹を見たかった。
蔵さんは白塗りが似合うのかどーかは判断を避けるとして(え?)、歌舞伎の舞台に立つこの貴重な経験を楽しんでいるように思えました。

歌舞伎役者さん側で印象に残ったのは右近さんと笑也さん。ラストシーンの右近さんはそれはそれは迫力満点でしたよ。

何はともあれ、観て良かった。
今度はこの松竹座で正真正銘の歌舞伎を観てみたいと思います。
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